Vol.02 一ノ瀬純 『”楽しさ”が結果になる』

連載第2回は、『次世代ホスト』として活躍中の一ノ瀬 純が登場。彼が語った売上意識、お客様、お店のこと…。クールな外見からは想像もつかない程の熱い想いを、胸の内に秘めていた。

―1000万を達成したのは去年の7月。どんな1ヶ月でしたか?

自分的には、その月に特別何かがあったわけではなくて、他の月と変わらなかったです。1000万超えようっていう意識はなくて、いつも通り頑張った月でした。僕、自分の売上って後から付いてくるものだと思ってるんですよ。来てくれたお客様の満足度によって、結果は変わってくる。例えば、売上が低かった場合、悔しいなっていう気持ちよりも、お客様に対する接客が足りなかったんだな、満足できなかったのかなと思うんです。だから正直、売上はあまり気にしていないですね。来てくれたお客様が楽しんでくれればいいなと思っています。

―達成したと分かったときの気持ちは?

内勤さんから「1000万超えてるよ」と言われて、「あ、そうなんですか」って。そんな感じでしたね。1000万プレイヤーになろうとしてやってる訳じゃないですから。でも、ホストとしてひとつの通過点というか、通るべき道ではありますし、周りの人たちが「達成したね」って言ってくれるのは、もちろん嬉しかったですよ。

―『お客様に楽しんで欲しい』という姿勢が、純さんの魅力なんですね。

どうなんでしょう。一緒にいて楽しいって言ってもらえますね。あと、すごい変な人だねって(笑)。自分ではむしろこれが普通なんで、どこが変なのか分からないですけど(笑)。ホストっぽくないとか、ナンバーワンっぽくないって言われます。写真でもクールに見られることが多くて、喋らなそうって思われるんですけど、結構喋っちゃうので、僕(笑)。イメージと違ったとか、意外だったともよく言われます。そっちの方が嬉しいんですけどね。ホストっていうより、居酒屋のお兄ちゃんくらいに思ってもらえた方が気軽に話せるし、僕の前だったら素を出して笑えるっていう関係性、良いですよね。

―純さんは最近、在籍する「AAA」の副主任に昇格しましたが、お店はどんな雰囲気ですか?

いや~、本当にブッ飛んでますよ(笑)。従業員がとにかく面白くて、楽しい。お客様も、普段はそんなにはしゃぐタイプじゃないのに、ここだったらハメを外して笑えるみたいな。そんな空間ですね。僕はホスト歴6年で、このお店は4店舗目なんですけど、従業員一人ひとりが心から楽しんでるなって思います。例えば、僕が苦笑いとか作り笑いしてたら、お客様も作り笑いになると思うんです。だから、僕自身も接客のときは本気で楽しみたいし、後輩にもそう伝えています。自分が本気で楽しまないと、お客様も楽しくないよって。でも、ちょっと悪いクセもあるんですよ。従業員だけでワーって盛り上がって、お客様を置いて行っちゃってることが(笑)。たまにあるんです。お客様は、それも笑って楽しんでくれてるんですけどね

―個人では、去年の年間グループ売上で10位。大躍進の1年間でしたが、その結果に対してはどうですか?

率直に言うと、満足もないし不満もないです。ホストって自分の努力で変わる仕事だし、そこで満足してたらそれ以上を目指せない。だから、グループナンバーワンを獲ったとしても満足しないですね。まだ獲ったことはないですけど(笑)。
1000万プレイヤーになったからって訳ではないですが、去年は看板や広告に多く出させてもらえました。お客様からも「看板見たよ」って言われたり、写真を撮って送ってもらったり。そういった露出が増えて、結果に繋がったところもあるのかなと感じます。やっぱりグループが推してくれるっていうのは強いですし、嬉しいですね。僕も、その期待には応えたいなと思っています。

―では、純さんのこれからの目標は?

個人の売上や記録については、可能性は無限だと思っているので、特に目標というのは決めていないんです。それよりも、僕はAAAが好きなので、お店のことをもっと多くの方に知ってほしいなと思います。従業員も最高だし、フリーのお客様も多くご来店頂いています。ナンバーワンの僕がグループナンバーにも入って、お店を引っ張っていけるようになってきました。歌舞伎町で2部のお店が少なくなってきている中で、こんなに楽しくて良いお店が2部にあるんだよっていうのを、どんどん世の中に広めていきたいですね。